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尿管閉塞(尿管結石)

きなこちゃんは15歳になるきれいなチンチラちゃんです。過去に部分的な尿管閉塞がありましたが、内科治療で改善した経緯がありました。
今回は突然の体調悪化があり、検査の結果、両側の尿管閉塞であることがわかりました。完全閉塞で尿も出なくなっており緊急の手術になりました。手術前には血液検査もかなり悪く、その状態が続けば命の危険がかなり高くなっていました。
猫ちゃんの尿管閉塞は内科治療で改善する可能性が8%しかないと報告されています。また閉塞が解除されないと腎機能が急速に失われてしまいます。さらに完全閉塞では治療されなければ数日しか命が持たない可能性が高いです。
手術後は順調に血液検査の数値も改善し、それに伴いきなこちゃんの体調も良くなってくれました。このあとも腎機能のモニターや再発予防など継続していく必要がありますが、きなこちゃんの健康を守れるよう頑張りたいと思います。